9月に入り暑さも和らいできた柏島は絶好のダイビングコンディションですよ~。
風もほとんどないので、ボートを停泊させたら水底の砂地が綺麗に見えました!
透明度が期待できると、エントリー前のわくわく気分が自然と盛り上がりますね。
エントリー後まず出会えたのはパンダダルマハゼです。最近よく見られるマダラタルミの幼魚もパンダカラーの模様に出会えるとテンションが上がりますよね!やはり「パンダ」というカラーパターンはその個体の可愛さを倍増させる魅力があります。
次はニシキフライウオ。英名はゴーストパイプフィッシュですが、その名の通り幽霊のごとくふわりふわりとウミシダなどに浮遊していますね。色んなカラーバリエーションが確認されていますが、浅場で見られたブラックカラーの個体はシャープな感じでカッコいいなと思いました。
少し深い所へ移動すると、ウツボファンならずとも人気のあるハナヒゲウツボの幼魚がいました。幼魚は体色が黒で背中に黄色のラインが入りますね。これが成長して成魚となるとキレイなブルーカラーに変わるのですから驚きますね!ちなみにブルーはオスでメスは全身黄色となるようですが、その個体数は非常に少なく、私も今までに1回しか見たことありません。これから観察できるといいですね。
最後に浅場のサンゴ礁の隙間にルリホシスズメダイの幼魚を観察できました。柏島ではいろいろなスズメダイが観察できますが、英名のホワイトスポテッド・デビルの名の通り、全身に見られるこの幼魚特有の青~白い斑点が美しいです。警戒心が強く、近寄るとすぐにサンゴの隙間に隠れるのですが、粘って待つとまた出てきてくれるので、見られたら気長に待つことをおすすめします!
最近は日によって透明度が変わることが多いですが、これから良い海況が続いていくことを祈って、皆様の来島をお待ちしております。