冬休みが終わり、今日から出勤です。車から降りてパラディの玄関に向かう時、ホーホケキョ♪とウグイスが鳴くのが聞こえてきて春だなぁ~って感じました。「暑さ寒さも彼岸まで」とは昔の人よく言ったもので、最近本当に暖かくなってきて、冬場に大活躍してくれたストーブももう必要ないかなぁ?って感じです。
さて、海の中も春到来の春濁りですね~水温も低いせいか海中生物もあまり動かずじっと耐えているような感じがしましたよ。この季節、甲殻類とウミウシ類が多く見られるようです。
まずはサガミツノメエビ。肉眼では砂と同化しているように見えて本当に地味なんですが、カメラで体側面を撮るとまあ特徴的で綺麗な模様をお持ちで結構好きですね。実はこのエビ、あのフリソデエビの仲間だそうで、ずんぐりした体格、綺麗な模様、派手さはないのですがなるほど納得しました。
お次はゴマフビロードウミウシ。オレンジ色の個体は休み前によく見られましたが、これは紫カラーが渋くてカワイイですね~。これ見ると昔よく見てたアニメのアイドルゴマちゃん思い出しますが、最近の若者さんたちはゴマちゃん知らないのでしょうねぇ。。。
お次も紫のガンガゼエビのペア。ガンガゼというダークで危険な空間にこんなに綺麗なエビがいるなんて凄いですね!この個体はひぐちさん曰く「もうかなり長いことおる」らしいのですが、一生を同じガンガゼで過ごす個体もいるのでしょうか?綺麗なエビなのでぜひとも観察・撮影して頂きたいですが、刺されるとけっこう痛くて棘がなくなるまで時間かかるし、ドライスーツの水没原因の上位にも入ってますので注意しましょう。
最後も紫のヨコエビ。シロガヤを背景にしたコントラストがとても綺麗です。水温が低いこの時期ならではの生物ですね~
今日は寒い冬から春への過渡期ということで紫色の生物に登場してもらいました(^^♪
他にもハナイカやシロイバラウミウシ、ツノザヤウミウシなどが観察されています。
週末お天気は風が強く厳しい予報ですが、ダイビングは出港できそうですよ~
ではまた♪